【英語】国語と英語の関係性!英語が苦手なお子さんの共通点とは!?

query_builder 2023/03/08
勉強方法
英語学習

こんにちは!個別指導SUNS室長の谷です!


今回は、新学期に向けて英語学習について解説していきたいと思います。

特に英語に苦手意識があるお子様をお持ちのご家庭は必見の内容になっております。


今回の内容を読めばこちらの内容が分かります。


英語に苦手意識のあるお子さんの共通点とは何か?


結論からお伝えしましょう!


なぜ苦手意識が生まれてしまっているのか


それは


日本語と英語の語順を理解できていないからです。


日本語と英語では、単語の並び方がまったく異なります。


具体例を挙げてみましょう。


【私は昨日学校で英語を勉強しました。】


一般的によくある文章ですが、まずはこれを国語の観点から文章を見ていきます。


ここで使うのは『主語』『述語(動詞)』です。


主語と述語の関係は小学校で習う単元ですが、意外とここを理解していないことが

小学生でも中学生でも非常に多いんです!


まずは、主語と述語を見つけていきましょう。


主語とは、「誰が(は)」「なにが(は)」に当たるものを指します。


そして


述語とは、「どうする」「どんなだ」「何だ」に当たるものを指します。


今回の例文の場合、


【私は昨日学校で英語を勉強しました。】

主語は「私は」

述語は「勉強しました。」


ここになります。そして主語と述語を見つけられるとこの文の要点が分かります。


「私は勉強しました。」←これが一番言いたいことです。


この例文のように日本語の場合、主語と述語が離れて書かれていることがほとんどです。

しかも最初と最後のようなことも多々あります。。。


【日本語の語順】


①主語(私は): 誰が(は) 何が(が)

②時間(昨日):いつしたのか(時間)

③場所(学校で):どこでしたのか (場所)

④目的語(英語を):何を勉強したのか(目的語)

⑤動詞(勉強しました):「どうする」「どんなだ」「何だ」



つまり日本語は最後まで文を読まないと(聞かないと)

何を言いたいのか伝わらない言語なんです!

※世界の言語で見てもこのように主語と述語が離れているのは非常に珍しいです。。。


一方英語はどうでしょうか?


先ほどの分を英語に直すと、


【私は昨日学校で英語を勉強しました。】


【 I studied English at school yesterday.】


このようになります。早速、主語と動詞(述語)を見ていきましょう。

※英語では述語のことを動詞と呼ぶのでここでも統一いたします。


主語: I (私は)

動詞: studied (勉強しました。)


ご覧の通りまず、英語は主語+動詞が先頭にきます。


つまりすでに先頭の2単語を読めばこの一文の要点が分かります。


そして英語はこの順番で言葉が並んでいます。


【英語の語順】


①主語(I): 誰が(は) 何が(が)

②動詞 (studied): 一般動詞またはbe動作

③目的語 (English):何を勉強したか(目的語)

④場所 (at school):どこでしたのか (場所)

⑤時間 (yesterday):いつしたのか(時間)


この順番に並んでいます。


この語順の違いによって


英語はわけわからない!!!!


という状態が引き起っています。

しかも悲しいことに本人たちは何がわけわかんないのか分かっていません。。。



なぜならこの日本語と英語の違いをちゅう学校で教えてくれることはありません。


教科書の都合上、中学1年生になっていきなりUnit1は


Be動詞、一般動詞とは何か。


これから入っていきます。。。



つまり、誰かが教えてくれないと、なぜ理解できないのかもわかりません。


ただ、朗報として


英語のいいところは


文章の語順が変わることは基本的にありません!!


日本語は、基本的に単語を入れ替えても文章が成り立ちます。

むしろ例を挙げるとなるとキリがないくらいです。。

パターン①主語が先頭で固定

【私は/昨日/学校で/英語を/勉強しました。】

【私は/学校で/昨日/英語を/勉強しました。】

【私は/学校で/英語を/昨日/勉強しました。】

【私は/英語を/学校で/昨日/勉強しました。】


パターン②主語が先頭に来ない

【昨日/学校で/私は/英語を/勉強しました。】

【昨日/私は/学校で/英語を/勉強しました。】

【昨日/私は/学校で/英語を/勉強しました。】

【昨日/私は/英語を/学校で/勉強しました。】


などなど。


いい意味で日本語って順番に自由があるんです。


しかし、英語は順番に自由がありません。



むしろ絶対にこの順番でならべなくてはいけません。

①主語

②動詞

③目的語

④場所

⑤時間


①I(主語)

②studied(動詞)

③English(目的語)

④at school(場所)

⑤yesterday(時間)


そのため、この順番さえ覚えてしまえば分からない単語でも

何を表している単語なのかは場所で分かります。


何度もいいますが、英語の文法は語順がすべてです。

語順が違えば英語では不正解になります。


しかし私たちは国語の授業で単語の語順を習ったことがありません。

そのため、語順に対して意識して文を作るといった経験がありません。


なので、日本語を話す日本人は英語が苦手というのも言語の性質上

当然といえば当然です。


子どもだから大人だからなどは関係がありません。


これが英語の苦手意識をつくっている根本の原因なんです。


なんとなく理解してもらえたのではないでしょうか?


そのため、個別指導SUNSでは英語の語順をまずは教えることから学習を始めます。


そして

生徒さんの中には、小学4年生のタイミングで中学受験をせず、

完全に高校受験で受験をすると舵を切ったご家庭があり、

すでに中学英語を始めています。


私の戦略では、

小学校卒業までに中学3年生の文法はすべて終わらせたいと考えています。


そうすると苦手な生徒が多い英語の科目が圧倒的に楽になり、

英語を武器にできることはもちろん。


他の科目、数学などに集中することができます。


この形が作れれば、学校の先生、塾関係者、誰がみてもすばらしい状態だと言えます!


ぜひ中学英語に苦戦している中学生も先取りで英語を習わせたい小学生のご家庭は

一度ご相談にきてもらえると幸いです。


いつでもご連絡お待ちしております!


個別指導SUNS 谷

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